ひのまるキッズ関東大会

昨日はひのまるキッズ関東大会でした。
この大会は親子で色々と参加できる試合です。
普段は監督と選手しか試合場には入れませんがひのまるキッズは保護者も一緒に入れます。日頃、選手・監督が味わう試合の緊張感を保護者も体感できます。

早速ですが昨日の試合の感想と私の考える少年柔道について。

鈴木道場は「両手をつかみ1本を取りに行く」いわゆる「良い柔道」を教えています。しかし昨日の試合では勝ちに徹底した、片手だけ持って潰れる一本背負い、かけ逃げ一本背負い、払い巻き込みを連発、少年柔道で勝つための柔道….昨日の試合に沢山いました。
勝ちは嬉しいですよ。
でも良く考えて下さい。

片手の柔道や巻き込んで今の勝利を選んで後々世界で通用しますか?
オリンピック選手や世界で活躍する選手が片手だけ握って勝負してますか?
払い巻き込みを連発してますか?
そんなことはしません。何故でしょう? 簡単な事です、通用しないからです。

「良い柔道 vs 勝つための柔道」少年柔道の永遠のテーマです。どちらを選ぶかは指導者、保護者の価値観なのでしょう。負けても私は良い柔道を選びます。

思うように結果出なかった子供もいましたが、私の教える「両手をもって1本を取りに行く柔道」をしてくれたと思います。

結果はというと、マリンが優勝!
良い柔道をしっかりして優勝してくれたマリン!
おめでとう!!